猫の行動はいくつかあります。意味を知って絆関係を深めましょう。
猫キック
猫がタオルや座布団をがっちり捕まえて噛みついたり、後ろ足で切蹴りを出すことをいいます。【けりけり】ともいいます。飼い主さんの腕にもする場合がありますので怪我をしてしまう場合もあります。なぜ猫キックをするのでしょうか?
これは野生時代のなごりで狩りの一つで前足で押さえつけて後ろ足で蹴り、獲物にダメージを与えるための行動なのだといいます。どうしてこのような行動をするのでしょうか?
遊びたい
猫キックをした時は遊びたくて構ってほしい気分の行動だと思われます。家族が帰ってきた時もけりけりをします。嬉しい気分の表れの時もします。
ケンカごっこ
猫同士で行われる時は本気のケンカではなくケンカごっこをしているだけなのです。実際は爪は出ておらず噛み方も控えめです。猫同士でじゃれて遊んでいるだけなのです。
顔すりすり
急にゴロゴロと喉を鳴らして頭すりすりしてくる行動はよく見ます。私の家の愛猫もよくします。この行動は「こすりつけ行動」の現れと思われます。顔にこすりつけてくるのは匂いの分泌腺があり分泌されるホルモンは「フェイシャルホルモン」といい、猫同士のコミュニケーションに使われています。飼い主さんの服やタオルの上に座っているのは落ち着くためだと考えられます。なぜこのような行動をするのでしょうか?
大好き行動
先ほどのように匂いをこすりつけるような行動は猫の好きな場所だったり物だったりします。飼い主さんの顔にもすりすりしてきます。このような考えから飼い主さんとコミュニケーションをしていると考えられます。またこの人は私の物と勝手に所有物扱いしているとも考えられます。
ご飯が食べたい時やおねだりの時
猫は賢い動物であるため、飼い主さんがどんな反応をしたかをきちんと覚えています。つまり飼い主さんがいつもより構ってくれたということをきちんと覚えているということです。飼い主さんが食事の準備やキッチンに行くとついて来てご飯のおねだりをしてくるのです。
構ってほしい時
猫がすりすり寄ってくるのは甘えたいと感じている時です。飼い主さんに大好きアピールをしているのです。このような時は猫が満足するまで構ってあげましょう。満足すると猫から離れてくれます。
前足でふみふみ
飼い主さんが寝る時や抱っこした時に前足でふみふみしている時があります。愛猫もよくふみふみしています。これは仔猫の時に母親のお乳を飲む時に乳腺をふみふみすることで刺激して母乳を飲んでいるのです。猫は気持ちよく甘えているので満足するまでやらせてあげましょう。無理にやめさせる必要はありません。
愛情表現
これは最大の愛情表現を飼い主さんに伝えていると考えられます。抱っこをした時や背中に乗ってきた時にすることが多いです。母親を連想してふみふみしているとも考えられます。
喉をゴロゴロ
猫を構ってあげた時喉をゴロゴロ鳴らしてきます。これは猫の習性で嬉しい時や安心している時に鳴らします。一般的な理由としては赤ちゃん返りが挙げられます。他に気持ちはあるのでしょうか?
幸せを感じている時
大好きな人と一緒にいて幸せを感じた時に喉を鳴らす事があります。飼い主さんの膝に乗ってる時や気持よく寝ている時に優しく撫でると喉を鳴らす事がありますがこれは幸せを感じている時のサインといえます。
気持ちを落ち着かせる時
びっくりした時やストレスを感じた時に落ち着かせるために喉を鳴らす事があります。ゴロゴロという音は人をリラックスさせる効果があります。ゴロゴロ音の周波数は20〜50hzの低周波で体の緊張をほぐす副交感神経を優位に立たせる効果があることがわかっています。自律神経やホルモンバランスを整える力があるといえます。たしかに私の愛猫のゴロゴロ音を聞くと気持ちが和らぐ感じがします。
まとめ
私も猫を飼っていますが愛情表現をきちんとしてきます。飼い主さんとの信頼関係は大切なコミュニケーションといえます。気持ちを理解して幸せな時間を過ごしましょう。